社長になって注意する3つのポイント

社長になって注意する3つのポイント

エゴイストにならない

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会社を無事に設立し、ヤル気も十分みなぎっていることでしょう。でもそんな時だからこそちょっと待ったとアドバイスしたくなるのです。会社経営を成功させる為には、確かに強いリーダーシップが求められます。設立間もない会社なら特にいろいろな問題に直面します。

 

その時にリーダーシップを勘違いして、周囲を寄せ付けないワンマン社長になってしまうとこの先の成功はグッと可能性を下げてしまいます。エゴイストになるのではなく、会社の骨格になる事を早く意識することです。

 

設立間もない会社は、まず社長の人柄でこの先の運命が決まると言っても過言ではありません。色を一番強く押し出せる社長だからこそ、その色の出し方には他の従業員以上に注意が必要なのです。

資金繰り先を確保する

会社を設立したのは良いけれど、なかなか仕事が入って来ないなんてよく聞く話です。しかし入金は、翌月締めの再来月払いなども珍しくはありません。つまり、思った以上にお金は手元に入るまでに時間が掛かります。

 

一度、そのリズムに会社が馴染めば問題はありませんが、設立半年一年前後は資金繰りで頭を抱えることがとても多いのです。金融機関に融資を受けるにしても担保が問われますし、その担保を確保出来なければどうしても金利の高い融資先に頼るしかありません。

 

会社を成功させる為には、プランや強みも大切ですが、会社の基礎となる事業資金をいかに確保出来るかは社長の大切な仕事というワケです。間違いなく設立間もない会社に融資する時、社長の人柄が可否の参考になります。

最大のブレーン取締役の面々たち

会社設立の時に取締役を買って出てくれた大切なブレーンたちですが、時に要注意人物でもあります。多くの場合、社長の考えやプランを素早く理解して行動出来る心強さが魅力なのですが、会社を成功に導く上では少し客観的に彼等を見ることも必要です。社長は融資先を始めとして取引先など他社に向いています。しかし取締役は社長を見ていることが良くあるのです。

 

良いことに思えますが、これが一歩間違うと、社長をエゴイストにさせ、会社の舵取りを狂わせることがあるのです。
従業員の中には、いろいろな才能を持った人がいます。彼等をどう活かせるかはその会社の力量ですが、社長が全てを見て回ることが出来ないからこそ側近である取締役のサポートが今後の社運を成功にも失敗にもさせるのです。

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