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何世代も前から名義が変更されていない!?多数の相続人と協議して相続を終えた事例

相続登記で当事務所にご相談いただいた方の実際にあった事例をご紹介します。今回は、長年登記されていなかった不動産の相続に関するよくあるトラブルです。

ご相談者さまプロフィール

お名前T様
年代50代
性別男性
地域福島県いわき市
職業会社員
相続人数3人
相続不動産
  • 家屋
  • 駐車場
  • 宅地

相談前のご状況

Tさまは、お父さまがお亡くなりなって相続した実家と山の名義変更のために登記簿を取得しました。山の登記簿を確認したところ、なんとそこには曾祖父の名前が!Tさまは、自分の前に何人もいるはずの相続人たちをどうやって見つけたらいいのかもわからず、お困りになって当事務所にご相談いただきました。

相談後のご状況

相続が発生してから時間が経過しているので、20人以上の相続人が存在するのではないかと覚悟しましたが、司法書士が戸籍の附票を取り寄せ、調査した結果、家督相続であったこともあり関係者が5人だけでした。しかし、そのうちの3名はTさまが会ったことがないどころか、名前も聞いたことがない遠い血縁でした。そこでその相続人に対し、ご遺産分割に関するご意向を伺いたい、と弊社から手紙を送りました。そうしたところ返信があり、なんとか遺産分割協議を進めることができました。◯◯か月後には、無事に相続手続きが終了しました。

相続人の特定が難しそうなときや、自分が知らない相続人がいる場合などは司法書士に相談ください

遠い血縁とはいえ、「はじめまして」でいきなり遺産分割協議を始めるのは中なかキツいものがあります。また他の相続人に事情を説明する際には、登記の知識も必要になりますから、自分で行うハードルは高いことでしょう。そんなときは司法書士を頼ってください。極力相談者さまが直接対応しなくてすむよう、最大限配慮いたします。

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