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ベストファーム司法書士法人が運営する"相続登記"専門サイト|司法書士が相続登記の関係法令や手続き方法をわかりやすく解説します
相続登記で当事務所にご相談いただいた方の実際にあった事例をご紹介します。今回は、海外赴任中の相続人からご依頼をいただいた事例です。
Pさまは仕事の都合で海外赴任中でしたが、実家のお母さまが亡くなり急ぎ帰国してきました。相続の話になり、実家の名義はPさまが相続することでまとまりました。ただPさまは仕事の都合で翌週には海外に戻らなければいけないとのことで、それまでに相続手続きは終わらせたいという意向をお持ちでご相談にいらっしゃいました。
Pさまからご状況をうかがい、すぐに必要書類の取得と作成に動きました。Pさまの本籍地が郡山であったことから一緒に市役所にいき、その場で必要書類を揃えました。あわせて遺産分割協議証明書を作成し、後日他の相続人の皆様も含めてお集まりいただき、必要な署名捺印をすべて完了しました。またPさまは海外に住所があったため、公証役場で必要な認証手続きを行い書類をそろえることができました。結果としてPさまが日本にいる間に全ての書類が完備し、手続きを行うことができました。
本ケースは、相続人全員の協力もありスムーズに進めることができました。海外在住の方の場合には、印鑑証明書の取得ができないなど通常の相続の必要書類と変わる部分もあります。そのため、はやめに専門家に相談し、打合せを行うことが重要です。