こんにちは。東京店の入江です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
4月といえば、新入生・新社会人の季節です。
といえば、切っても切れない関係となるのが「さくら」ですよね。というわけで、柄にもなく「さくら」フォーカスを当ててお話をしたいと思います。
東京のソメイヨシノの開花は、全国的にも早いほうです。
例年なら3月中旬に開花し、満開となるのは大体3月の下旬から4月の初旬ですが、今年は東京で観測史上最速の開花宣言となった2020年に並ぶスピード開花でした。
東京本店から、南に下がっていきますと、靖国神社があります。この靖国神社には境内にソメイヨシノの標本木があります。
これを機に、店舗周辺の桜の名所についてご案内いたします。
>先ほどもお話しした通り、東京での桜前線の標本木は、2021年現在、靖国神社の境内にあるソメイヨシノの木となっています。
気象庁の「生物季節観測指針 」によると、
「生物季節観測の目的から、観測はできるだけ自然の状態におかれている生物を対象とし、人手を特別に加えたもの、例えば鉢植え、温室などの栽培植物などは観測の対象としない。」
特に事務所のある千代田区では、丸の内、大手町を代表するように、数々の高層ビルが立ち並んでいるところもありますが、皇居の内部やその周辺などは、都市開発が行われにくい場所でもあるため、都会の喧騒とは一線を画すような公園などが広がっております。しかもかなり広い範囲にわたっているところも驚きです。
そういう意味では、都心のど真ん中にもかかわらず、今後も都市開発の対象となりにくいエリアということで、皇居周辺にあたる、標本木が定められたのではないかと考えられます。
そんな中、お勧めしたいのが、飯田橋駅西口付近、「サクラテラス」を中心とした「牛込見付跡」お濠沿いの桜です。
「三代将軍徳川家光の頃、寛永13年(1636年)、江戸城最後の工事としてこの外堀が造られ、神田川へとつながりました。長延寺谷が主に利用され、掘り取った土は、九段、麹町、番町などの高台に積まれて土塁にされました。
堀には石垣を築き、要所には城門が設けられ、門には見附番所が置かれて門番が警備にあたりました。外堀は、現在よりも深く広かったといわれています。明治以後、外堀の一部は中央線の敷地となり、太平洋戦争後はさらに埋め立てられて『外濠公園』ができました。 」
この、城門の跡については、飯田橋口西口から南に坂を上ったところにも見られます。いわゆる「牛込見付」です。現在では四つ角に交番が立っており、昔の江戸を彷彿させる光景となっています。
写真を撮った3月中旬の写真でもうすでにこの状態。
正直な話カメラが追いつくかどうかすごく不安でしたが、桜のタイミングが少しずつずれているようで、ちょっとしたうつろいを楽しむことができました。それでは。
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