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ウォーキングは「1日1万歩」も必要なし 新しい目安は「週に5万歩」

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毎年「スポーツの日」に合わせ、スポーツ庁が6歳から79歳の男女約56,000人を対象に実施している体力・運動能力調査の結果が公表された。それによると、運動頻度が高く長時間運動する人ほど健康で、日々の生活に充実感を覚える傾向があることが明らかになった。

スポーツ庁の調査で「週3日以上、1日1時間以上運動する人」と「週1日未満で1日30分未満の運動をする人」を比べると、生活の充実を実感している人は、70代の男性で1.5倍、女性は1.7倍、運動量の多いグループの方が多くなりました。同様の傾向は、50代や60代でも見られたそうです。

ところで、日常での「適切な」運動量とはいったいどれほどのものなのでしょうか?

早稲田大学スポーツ科学学術院助教の渡邉大輝さんの研究によると、日々の歩数が5000歩未満の高齢者が1000歩増やすだけで、死亡リスクが23%低下します。これは10か月程度、寿命を延ばすことにつながるそうです。

では歩けば歩くほど寿命が延びるかと言えば、そうではありません。同じ研究によると、効果は5000〜7000歩で頭打ち。つまり、よく耳にする「1日1万歩」は必要ないという結果となりました。

7000歩を歩幅70センチメートルで計算すると、約5キロメートル。一週間なら35キロです。一般的に、毎日連続して歩く必要はなく、1週間単位でトータルの歩数を目標に達成すれば良いと言われています。ですから、一週間でだいたい5万歩を歩けば良いことになりますね。これなら平日はそこそこ歩き、週末に1日1万歩程度ウォーキングをすれば届くくらいの歩数になるのではないでしょうか?

雨の日や体調がすぐれない日は無理をせず、歩ける日に少し長めに歩くことで調整しましょう。運動は、無理なく続けられることが重要。これからは「週に5万歩」を目安に、健康で充実した毎日を送りましょう。

記事提供:SILVER-LIFE新聞/Sonael

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