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葬儀サービスにデジタル化の波(なみ)。現状は反対の皆(みな)

葬祭

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情報技術(IT)を取り入れたサービスが葬儀の場にも徐々に広まっており、「葬儀のデジタル化」とも呼ばれているそうです。でも、葬儀のデジタル化ってどういうことなのでしょうか?

多くのお葬式で行われる読経ですが、最近では「ロボット導師(袈裟などを着たAIロボット)による読経サービス」なるものが行われていると知り、たいへん驚きました。お葬式に参列した時に、僧侶でもない人でもない「ロボット」が読経を始めたら、私は仰天してしまいそうなのですが、皆様はどのように感じますか?

冠婚葬祭の互助会である「くらしの友」が2018年に、首都圏在住で5年以内に喪主などを務めた経験のある40〜70代の男女400人を対象に「新しい葬儀スタイルに関する意識調査」を実施したところ、こうした「葬儀のデジタル化」に対して約8割が抵抗感を持ち、特に「ロボット導師による読経サービス」については、95%の人が「抵抗がある」と回答していたそうです(よかったです、私と同じ感想の方が多いのですね!)。

抵抗を感じる理由としては、
・真摯な感じがしない
・実際の導師が行うことに意味があるから などが挙がっていました。

一方で、メールやSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を利用して訃報や葬儀案内を行うことに対しては、約41%の人が「取り入れてみたい」と回答していました。ただし、今回の回答では年代が上がるごとに抵抗感は増加していました。
また、「葬儀のデジタル化」とは若干趣旨の異なるサービスですが、車から降りずに焼香を上げることのできる「葬儀のドライブスルー」というサービスに対して質問したところ(そのようなサービスもあるんですね 汗!)、約92%の人が抵抗があると回答していました。

 

葬儀の宗教的な部分を簡素化することついては、私も含めてまだまだ抵抗感を持つ方が少なくないようです。少なくとも今回の調査はそうした状況を表していると思います。私自身、終活について深く考え始めたのはまだ約一年にしか過ぎせんが、まだまだ奥が深い世界だなと感じるニュースでした。

 

記事提供:SILVER-LIFE新聞/Sonael

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