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使用期限の切れたアルコール消毒液、廃棄には気を付けて!

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多くの家庭で、2020年のコロナウイルス感染拡大時に備えたアルコール消毒液が、今や使用期限の境目にあります。

製造から3年が目安とされる使用期限を過ぎても、アルコール成分が即座に蒸発したり成分が変わったりするわけではありません。そうは言っても、期限切れの消毒液を使うのは抵抗があるかもしれませんね。

期限が過ぎたものでも、エタノールと水で構成されるシンプルな消毒液であれば、家庭内で役立てる方法があります。例えば、包丁やまな板などの調理器具やシンクに吹きかければ、殺菌効果が期待できます。また、布に含ませて冷蔵庫や電子レンジの内部を拭いたり、浴室のカビ予防に使用したりするのも一つの手です。

注意が必要なのは、グリセリンやヒアルロン酸ナトリウムなどの保湿成分を含んだ消毒液です。これらは物に吹きかけるとベタつくことがあるため、こういったタイプの消毒液の利用は避けましょう。

それでは、期限が過ぎた消毒液はどのように処分すればよいのでしょうか? 消毒液をシンクに流してしまうのは危険です。多くの消毒液はアルコール濃度が60%以上あり、消防法上危険物に該当します。シンクに流すと、下水道内で火災が起こる危険性があります。また、消毒液が入ったままの容器をゴミに出すと、ゴミ収集車や処理施設で引火の危険があります。

安全な処分方法としては、換気が良く火の気のない場所で消毒液を新聞紙や布にしみ込ませ、完全に乾燥させてから可燃ゴミとして捨てる方法が推奨されています。

期限を迎えた消毒液に新たな役割を見つけつつ、安全に処分しましょう。

記事提供:SILVER-LIFE新聞/Sonael

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