相談に来られるお客様のなかで「遺産分割が、兄弟間で進めることができない!」 という方は実は少なくありません。
正確な統計データは取れていませんが、相続に詳しいコンサルタントの先生の話によると、遺産相続が起こっているうちの5~10%くらいが、兄弟間で遺産分割が上手くいっていないと言われているそうです。
兄弟間だけではなく、親族間で遺産分割が進まないケースも含めると、10%を超える?と考えられています。
よくあるご相談やお困りごとは、下記の通りです。
- 通帳(預金・貯金)や保険金など被相続人が所持している相続財産に関する情報を教えてもらえない・・・
被相続人のお世話をしていた相続人が、通帳などを管理していたために、預貯金・保険金などの財産をきちんと開示してもらえない…というケースは、兄弟や親族間で遺産相続がうまくいかない典型的なケースです。
実はこうしたケースの半分ちかくは、私的に相続財産を使い込んでしまっている事も多いのです。
- 遺産相続に関する方針が相続人間で、まとまらない・・・
相続財産調査をしっかりとしていないケースがほとんどです。しっかりと調査をしていないが故に、財産がこれくらいあるはず…など、不明確なために決めることができないのです。
上記のケースに当てはまったとき、有効なのは財産調査です。
法律家は、専門的な手続きを通じて財産ほとんどを調べることが可能です。被相続人の方が亡くなった日(相続開始の日)における残高証明書を金融機関から取り寄せて預金を明確にしたり、と相続財産の総額を明らかするお手伝いができます。相続財産が不透明だと話し合いを進めるのも難しいでしょう。まずはお気軽にご相談ください。