遺産分割手続きにおけるトラブル

遺産分割の際に発生するトラブルは非常に様々ですが、下記のような原因が多いようです。

• 一部の相続人が、被相続人の預金口座や財産の情報を教えてくれない。
• 相続財産が不動産だけ（あるいは殆どの財産が不動産）で、相続人ごとに分割しづらい。公平に分けることが難しい。
• 相続財産が、プラスの金融資産や不動産だけではなく、借金も多くどうしたらよいかわからない。
• 被相続人が、生前に一部の相続人に多額の贈与をしていた。
• 法律上、相続権もない親族が遺産相続に口を出してくる。
• 相続人に後妻・非嫡出子・養子など、関係が薄く連絡の取りづらい人がいる。
• 身勝手な遺産分割の割合を主張し、意見を絶対に曲げない人がいる。
• 財産が多額で、相続税が発生するものの、何を誰がどう分割するかで合意が取れない。

 

遺産分割における問題は非常に複雑で、なおかつ関連してくる法律もたくさんあって難しいですが、それ以上に 感情論が絡んでいると、もっと解決が難しいように思います。こうした問題の解決を目指す場合には下記のようなアプローチが有効です。

 

遺産分割の問題解決方法

	相続人の法定相続分、相続関係を明確にする。 財産をしっかり調査して、すべての財産の目録を並べて遺産分割協議を行う。
→協議分割をする場合は相続関係図を作成します。一部の相続人がしまい込み全体像が分かりづらい財産を調査し、財産目録を作成します。こうしたアプローチを行うため、必要な書類を集めるのは行政書士が書類作成業務を通じてご支援することが可能です。お気軽にご相談下さい。 ※紛争や調停を前提としたご相談の場合は、協力先の弁護士の先生に担当していただきます。 ※どんな事由であれ、行政書士は代理人として交渉などを行うことは法律上出来ません。
	相続人同士の話し合いでは解決ができないので、家庭裁判所の調停員に間を取り持ってもらいながら解決を目指したい。 直接、相手と話したくないので、弁護士に代理人として代わりに対応してもらいたい。
→弁護士の先生にご相談いただくことをおすすめしますが、 お問合せいただければ協力先の信頼できる弁護士の先生をご紹介いたします。  ※弁護士の先生にご相談いただく場合、有料相談となる場合もございますので、予めご了承ください。

遺産相続に関するトラブルは時間が経ってしまうほど、複雑になります。複雑化してしまう前に、まずは専門家に相談してみましょう。

協議分割を目指している方、問題解決に向けた手続きのご相談は当プラザにお任せください。